・LHC用10テスラNbTiダイポールコイルの巻線特性の解析
・核磁気共鳴(NMR)装置用酸化物高温超電導体の開発
・モーター、発電機、電力貯蔵、電力用分流器、電流リードヘの高温超電導体の応用開発
・磁気遮蔽、磁気センサー、温度センサー、A/Dコンバーター、超音波発信器、ジョセフソン素子等の弱電素子への高温超電導体の応用開発。
等多岐にわたり発表が行われた。
以上、会議全般を通して感じたことは、高温超電導関連の研究発表が多かったが、現状の電気機器や素子と比較すると、高温超電導とは言ってもまだ冷却装置が不可欠であることのデメリットが高温超電導技術の発展に大きな障害になっていると思われる。特に実用に最も近いと言われている弱電素子においても、性能は良いが冷却装置が必要である。これらを解決するには、常温超電導が実用段階になるまで待たなければならないと思われる。
以上
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